ディズニー映画には数多くの名作がありますが、中には「続編を作らなければよかったのでは?」と思ってしまう作品もあります。本記事では、期待を裏切ってしまった残念な続編を3つ紹介します。
シンデレラII(2002年)
ストーリーの薄さが残念…
『シンデレラ』(1950年)はディズニーの名作として語り継がれていますが、その続編『シンデレラII』はファンの間で評価が低い作品です。物語は3つの短編で構成されており、シンデレラの宮廷生活や義姉アナスタシアの恋を描いています。
しかし、オリジナルの感動的な物語とは違い、特に盛り上がる展開もなく、まるでテレビアニメのエピソードをまとめたような印象を受けます。また、作画のクオリティも劇場版に比べると落ちており、「続編というより番外編」といった感覚です。
【残念ポイント】
• ストーリーの薄さ(短編集でまとまりがない)
• 作画のクオリティが低め
• シンデレラのキャラクター性が変わってしまった
ムーラン2(2004年)
ムーランのキャラクター崩壊!?
『ムーラン』(1998年)は、ディズニープリンセス映画の中でも特に強い意志を持った主人公が活躍する作品でした。しかし、続編『ムーラン2』では、ムーランが戦士としての芯の強さを失い、普通の恋愛物語に変わってしまった点が残念でした。
物語は、ムーランとシャン隊長が結婚を前提に付き合いながら、皇帝の命令で3人の姫を護衛する旅に出るというもの。しかし、2人の仲に亀裂が入り、最終的に「愛は大切!」という結論に落ち着きます。
前作では戦場で活躍したムーランが、続編では恋愛のもつれに振り回される普通の女性になってしまい、キャラクターとしての魅力が薄れてしまいました。また、ストーリー展開も予想しやすく、前作のようなスリルや感動は少なめです。
残念ポイント
• ムーランのキャラ崩壊(戦士から恋愛メインのキャラに)
• ストーリーの単調さ
• 前作のようなアクション要素が少ない
ライオン・キング2 シンバズ・プライド(1998年)
悪くはないけど、前作には遠く及ばない…
『ライオン・キング』(1994年)は、ディズニーの名作として世界的に大ヒットしました。その続編『ライオン・キング2 シンバズ・プライド』も、決して悪い映画ではありません。しかし、前作と比較すると物足りなさを感じる作品となってしまいました。
物語は、シンバの娘・キアラとスカーの後継者・コブの恋物語。『ロミオとジュリエット』を彷彿とさせるストーリーですが、前作のような壮大なテーマや深いキャラクター描写が少なくなっています。
また、シンバがやたらと頑固で意固地になっており、前作で成長したはずの彼がまるで別人のように感じられるのも残念なポイントです。
評価ポイント
• ストーリーが前作の焼き直し感が強い
• シンバのキャラクターが変わってしまった
• 前作ほどの感動やスケール感がない
まとめ
続編は難しい!!
ディズニー映画の続編はどうしても前作と比較されてしまうため、成功するのが難しいものです。
今回紹介した3作品もそれぞれ楽しめる部分はあるものの、前作と比べるとどうしても物足りなさを感じてしまう点があります。1作目が好評なだけに特に気になっちゃうところかもしれません。
興味があれば一度見てみるのもオススメです!
次回は良かった続編映画について紹介します。
お楽しみに!
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